えー、いよいよ本日のメインコメントです。(笑)
事の発端はウチのブログへの書き込み。
「わたしも「Wii」の勝利ではないか…と思ってる一人です。」から始まるこのコメントが、私に火をつけてくれました。(笑)
いつもは、あんまり本気で記事書いてないんですけど、今回はちょっと本気です。
ってことでヨロシク~♪
さて、次世代ゲーム機論争が世界中で巻き起こって数年が経ち、いよいよその答えが今年から出ようとしている。世界中のゲーマーやユーザーが「PS3」の圧勝を信じて止まない中、私は「Wii」の圧勝と「Xbox360」の世界市場席捲を信ずるとともに、最終的な「PS3」のシェアは「PS2」のそれに比べると遥かに低いものとなるだろうと予測している。
根拠は幾つかあるが、ハッキリとした根拠はこれ。
「任天堂のコンセプトに脱帽」。
任天堂が「われわれは10年間チャレンジャーだった」と評するように、確かにスーパーファミコン以降の任天堂のゲーム機は市場の中でも肩身の狭い思いを強いられるものだったと思う。そしてそれが、「Nintendo64」・「GameCube」と2世代に渡り続いたことで、世界の任天堂はその地位を非常に貶めることとなったと言える。本家本元が日本であるだけに日本での地位はそれほど揺らいではいなかったであろうが、世界でのそれは非常に厳しいものだったに違いない。
そして「PS2」という夢の産物によって、それはより一層のものとなっていってに違いない。
しかしながら、海外の人々はゲーム機変遷の歴史を全くと言っていいほど知らない。
異文化と言ってしまえばそれまでだが、本格的家庭用ゲーム機という概念を世にしらしめたのは他でもない「任天堂」なのである。それまでも確かに幾つかの会社がそうしたものを世に送り出してきた。しかし、それらは「ファミリーコンピューター」のような成功を収めることは無かった。何が違ったのか?
コンセプトが違ったはずだ。
任天堂が家庭に提供しようとしたものは「ゲーム」という形を借りた「夢」だったのだろうと私は考えている。
その昔から任天堂は家庭用テレビに繋いで遊べる「テニス」や「ブロック崩し」といったゲーム機を開発してきた。
当時としては高額だったはずのこうした「おもちゃ」が、幸いなことに私のうちにはあった。
ゆえに私は任天堂のそうしたスピリッツを感じるのだが、残念なことにこうしたものは「Nintendo64」以降は全く欠いたものとなっていたように思える。
それは「チャンピオン」であり続けたことによる弊害だったのかもしれない。
だが、任天堂はそうした自社の歴史を直視し、全てのプライド、しがらみを捨て、任天堂らしさを取り戻し、再びチャレンジャーとしての姿を現した。
そしてここに「Wii」圧勝と私が見る理由がある。
「Wii」には「夢」を感じるのだ。(*゜▽゜)ノ
一から十まで独創的なゲーム機、それが「Wii」だろうと感じる。
「E3」での非常に高い評価がそれを物語っているのではないだろうか?
さて、ここまでは「Wii」そのものに私が「夢」を感じているという話、「Wii」は売れると信ずる根拠をざっくりと話してきたわけだが、それでは他の2つのゲーム機はどうなのだろうか?
まずは「Xbox360」からいこう。
昨日の記事でも少し触れたが「Xbox360」の真価が理解され始めるのは、実のところ「WindowsVista」発売からと私は見ている。
純粋に次世代ゲーム機としてみた場合の「Xbox360」だが、路線的に見ても「PS3」と同じ良く言えば「王道」悪く言えば「従来路線」を行っている点から、比較するとすれば明らかに「PS3」相手と言うことになるだろうと思うが、この二つを比較すると明らかに「PS3」の方が上であろうと思う。
全ての点でだ。
マシンの性能なら二機の性能を比較すれば一目瞭然。
何よりも、コントローラーが既に旧世代のものだということに「Microsoft」は気づいていない。「PS3」ではデュアルショックを捨ててコントローラ自体の3軸(XYZ)加速度の情報を、高精度かつリアルタイムで検知して、それをゲーム内の操作に反映するという「6軸検出システム」を導入してきた。「Wii」は更にその上を行きプレイヤーの動きを感知する「モーションセンサー」を導入している。ボタンの加圧を計ったり、振動を体感したりというのは、ゲームを体感させる為の企業努力的通過点だったと言うことで、それをどう捉えてきたのかが、実は開発側が今後非常に重視するであろうコントローラーにまともに現れている。
この一点だけを見てもやはり世界はまだまだ日本のそれには遠く及ばないといえる。
ただ、そんな「Microsoft」には「WindowsVista」というとんでもない隠し玉が残されている。このOSの市場投入によって「Xbox360」とパソコンは一体不二のものとなり、単なるゲーム機から一気にその姿を変えることだろうと予測している。結果として、その魅力は一気に開花するだろうと私は見ている。予断だが、私ならここで一気に「Xbox360」の本体価格を100ドルほど引き下げるだろう。「WindowsVista」とセットで買い求めてもらう事を考えればその位の値下げは必要だろうと読むからだ。逆に、世界の「Microsoft」が、そうした「WindowsVista」絡みの戦略を考えていないとすれば「Xbox360」は所詮その程度の位置づけだということだろう。もっとも、そんなことはありうるはずも無いが。
結果、「Xbox360」は、所謂ゲーム機としての純粋な価値ではなく、パソコンと連動させての価値で評価を得ることになるであろうと考えるので、パソコンと同一の空間に置かれることになると予想するのだが如何だろうか?
さて、「PS3」の事を評する前に、任天堂がひとり勝ちしていた時期の事を思い出して欲しい。当時、誰が「任天堂」の時代に終焉のときが来ると想像しただろうか?「Nintendo64」が市場投入されたとき誰しもが「任天堂がまたヤった」と思ったに違いない。その時あがった話題はハードそれ自体がどうかとかソフトがどうかということではなく、「自分達はそれを買うつもりなのか?買うとすればそれはいつなのか?」といった事だった筈。それが何によって打ち崩されたのかと言えば「FINALFANTASYVII」という最強のキラータイトルによるものだったのではないであろうか。仮に「FFVII」が当初の計画通り「Nintendo64」で発売されていたならば、「PlayStation」の時代の到来はもう少し遅いものとなったであろうと予測されるし、「FFVII」がCD-ROM3枚組という圧倒的ボリュームで発売された事を考えても、任天堂が光ディスク投入を急ぐことになったであろう事は可能性としては十分にあったのではないであろうかと想像する。が、残念なことに「Nintendo64」のカセットでは、明らかにCD-ROM3枚に匹敵するだけの容量を確保できなかったのだから、この世代交代はここまでハイスペックを要求する作品が世に登場するとは想像していなかった任天堂にとっては、始めから決められていた事だったのかもしれない。
で、何を言いたいのかと言えば所謂パラダイムシフトというものは、想定外の因子によって引き起こされるが、その原因はそれ自体が既にはらんでいるということを言いたいのである。
もっとわかりやすく言えば、「物事は変わるべくして変わる」と思うと言うことだ。
さていよいよ「PS3」の話に移ろう。
次世代ゲーム機の王道をいく「PS3」だが、その本当の魅力はどこにあるのだろうか?
まず、マシンの性能。これは他の2機と比較したとき圧倒的である。負けるところが殆ど見当たらないといっても決して過言ではないだろう。
次に、次世代機の名に相応しい仕様。話題の次世代DVD「ブルーレイディスク」搭載、HDD標準装備は勿論のこと、最後までこだわった「HDMI端子」まで何から何までスゴイの一言!ハッキリ言ってこれは「大人のおもちゃ」と呼ぶに相応しいスペックであろうと思う。この中で特に凄いと思うのが記録媒体に関してだ。「PS3」がメモリスティック、SDメモリカード、コンパクトフラッシュ、「Wii」がSDメモリカード、フラッシュメモリに対応しているのに対して「Xbox360」はこうしたフラッシュメモリに対応していない。「iPod」を見ても分かるとおりこれからの記録媒体はHDDからフラッシュメモリへとシフトするのはほぼ間違いない訳で、この点からも日本のそれは高い先見性を備えていると言える。国産の2機が「Wi-Fi」や「Bluetooth」対応と言うのもその例だろう。
その他にもゲーム機として大変重要な「PS2」等との互換性も勿論備えているし、知名度も、関心も非常に高い。将に世界が注目しているハードと言える。
結論付けて言えば世界中の人々は「PS3」が欲しいのだ。ほぼ間違いなく。こんな記事を書いている私ですら欲しいと思っている一人なのだから、それはほぼ間違いないことなのだろうと想像する。
しかし、「欲しい」=「購入できる」という図式が成立するほど、今の世は金の溢れた世界では無い。3機の価格を比較してみたので以下を見て欲しい。
「Xbox360」…発売済み。
統一モデル…39795円[税込]
「Wii」…発売日未定。
統一モデル…25000円未満。(予定)
「PS3」…11月11日発売。
ハードディスクドライブ20ギガバイト搭載モデル・・・62790円[税込]
ハードディスクドライブ60ギガバイト搭載モデル・・・オープン価格(実売価格は75000円程度か)
一目瞭然かと思うがハッキリ言って「PS3」は高額すぎる。
実は「ブルーレイディスク」というものが「PS3」に搭載されるなんて話題が飛び交う遥か昔から、私は光ディスク「ブルーレイディスク」の登場とともに時代は一気に変わるだろうと予想していた。過剰なほどに「ブルーレイディスク」に期待をした一人だったのだ。その私の「ブルーレイ」熱が冷めたのは、所謂次世代DVD競争を目の当たりにした頃からだった。「ブルーレイディスク」は明らかに次世代のハードだろうと今でも思っているし信じている。しかしながら、扱いが余りにも厳しい精密機械のようなハードだなぁという印象を強く持ったことで、熱は一気に冷めた。ハードとしての問題があるとか魅力を感じないと言うことではない。ハードとして普及させるにはもう暫く時間がかかりそうだなと感じたのだ。もっと言えば、従来のそれらに比べて壊れやすそうだなと感じたのだ。
高額な買い物で未来を買うのも良いが、その寿命が短すぎては…。
「PS2」が発売される頃、世の中の記録媒体は「ビデオテープ」か「MD」かといった時代で、特に映像は全てビデオテープに収められているという時代だった。だから人々は「DVD」に夢を感じたのだろうと思う。そして「アナログ→デジタル」の変遷が始まるその時に発売したからこそ、「PS2」は当時としては高額ゲーム機だったにも関わらず成功を収めたのではないだろうか。
では「PS3」が発売される今、「DVD→次世代DVD」の需要は本当に高いのだろうか?無いとは言わないがそれは高いのだろうか?テレビ番組の録画ひとつとっても「ビデオテープ→DVDレコーダー→HDレコーダー」と明らかに変わってきている。仮に「PS3」が1テラバイトもの大容量HDDを搭載し、レコーダーとしても利用できるとなったら話しは全く変わっていたのかもしれない。しかしながら、「PS3」は「PS2」同様に記録することを前提にはつくられていない。最終的に可能となることも有り得るが現行ではそれは「PS3」の役割ではない。
で、「DVD→次世代DVD」の需要だ。多くの人が待ち望む「次世代DVD」だが、どんな人がこれを本当に楽しめるのかと言えば所謂「次世代型テレビ」を持っている人だけが、これを本当の意味で楽しめる。
「次世代DVD」の大容量を駆使しなければならないほどの高画質な映像や高音質は、それを楽しめる環境を備えた(現時点では)一部の人だけが本当の意味で楽しむことが出来、それ以外の人にとっては殆ど意味を持たないはずだ。
一部でささやかれているDVDの買い替えも、そうしたことが理解できれば先に購入すべきは、どうやら「高画質液晶TV」とかそういうものらしいと容易に想像が付き、最終的には落ち着きを見せるだろうと想像する。ちなみに、誰が想像して皆に教えてくれるかと言えば、量販店がという答えになるかもしれない。
こうして考えたとき、お金持ちの人々にとっては「PS3」は確かに魅力的なハードだろうと思うが、そうでもない人にとっては手が出ないばかりか、さほどの価値を見出せないハードである可能性があるように思う。また、大事なことは2つのモデルが発売される「PS3」だが、全ての装備が搭載されるのはあくまでもオープン価格モデルのみだということ。コレを知らないと後になってからきっと後悔することになったり、訴訟がおきたりすることになるだろう。
ここで大事なことは「ハード」が売れなければ「ソフト」は売れないということだ。確かに「FFXIII」は非常に魅力的なキラータイトルだろうと思う。そしてこれを超えるキラータイトルは現在、世界に存在しないとも考える。しかしながら「ソフト」が「ハード」の売れを牽引することは確かにあるが、それも「ハード」次第な訳で、今回のように「PS3」本体だけで約7万円、ソフト込みなら約8万円ということになると、なかなか難しいように感じる。
何が難しいのかと言えば「FFXIII」が「PS3」だけで終わると言う結末がだ。
「FFXIII」の開発費は恐らく半端ではない筈で、これが売れてもらわないと「スクウェア・エニックス」にとっても死活問題となるに違いないだろうから、私が「FFXIII」のプロデューサーなら「PS3」の売れ行き次第ではあるものの、状況次第では「PC」での販売に踏み切るという展開を狙うだろう。
で、誰でも分かることだが、所謂次世代ゲーム機の販売台数よりも、「PC」の販売台数のほうが圧倒的に多いのだから、「PC」で展開できるならこれほど手っ取り早い話しは無いと思うのだ。なにせ、昔と違い「PC」はゲーム機としての面でも非常に優れた性能と可能性を見せてくれているのだから。
という風に考えていくと、「PS3」のある風景と言うのはお金持ちのリビングがゲームマニアの部屋かという、いままでとは少し違うポジションにシフトしてしまうと思うのだが如何だろうか。
で、「Wii」だ。
「Wii」の魅力はゲーム本来の姿と現代の技術を見事に融合させている点にあると私は見ている。昔とは違い、今時のゲームセンターでは銃に始まり、釣竿や刀、更にはグローブといった様々な形のコントローラーが存在するが、それらは全てそのゲームを体感する為、楽しむ為に不可欠な要素として開発されたものな訳だが、「Wii」のコントローラーはこのノウハウを見事に踏襲し技術として組み入れていると強く感じるのだ。
これまでの任天堂がトップランナーに追いつくことに気を取られ、自分の持ち味を見失っていたとするならば、「Wii」のコントローラーは、それこそ「ブロック崩し」のダイヤル型のコントローラーから始まるノウハウの蓄積を見事に昇華させた最高の作品と言えるだろう。
コントローラーばかりがクローズアップされているが、これには訳がある。
「剣神ドラゴンクエスト」というゲーム機が日本には存在する。これは剣型のコントローラーを駆使して必殺技を出したりして敵を倒していくと言う、体感型ゲーム機なのだが、この次回作ともいえる作品がなんと「Wii」で発売されるのだ。マシンの性能に起因すると言う点では、雰囲気は大分違うが「FFVII」を失った因を生かして「DQ」最新作を手に入れたといっても過言ではないだろう。将に、このコントローラーがあったればこそ「DQ」は手に入ったのだろう。
それにだ、私が堀井雄二なら「初代ドラクエ」のリメイクをこのコントローラーでやってみたいと考えることだろう。「初代ドラクエ」と言えば完全ソロプレイな訳なので、一人で遊ぶにはもってこいなのだ。「DQVIII」ライクな画面で、あのロト伝説を自分が実体験出来るとしたら、これもワクワクする話ではないかと思うのだが如何だろうか?
そして最大のポイントがここだが、次世代ゲーム機は間違いなく年末商戦で非常に大きな買い物となる。この時、自分でお金を出せる社会人はともかく、ゲーム機を欲しがる子供達に買い与えるのが誰かと言えば、それが大人たちなのである。
空前の好景気とは言っても、まだまだ財布の紐は固い。
そんな時、3台の次世代ゲーム機を店頭で見たお父さん・お母さんは果たして何でチョイスするのだろうか?
私は「金額」と「ブランド」そして「知名度」だろうと思う。
この点に関しては、「Wii」はきっと成功を収められると思う。
しかし、過去何度も失敗してきた大きな問題が1つ。
それは供給されるソフトの問題。
過去リリースされたゲーム機に関して言えば、本体と同時に発売され且つ魅力的な作品の殆どが「任天堂」のソフトだったというのが、実は最大の敗因ではないだろうかと思うのだ。ここを見事に打ち崩してこそ、「Wii」を通して向けられている期待に任天堂は答えられると思うのだ。
またついでなので言っておきたいが、コントローラーに関しても決して良い所ばかりではない。例えば「ドンキーコンガ」を始めとする特殊な形状のコントローラーに関しても、活用されるタイトルが完全に限定されてしまっていたところに最大の敗因を感じるのだ。そしてここが改善されない限り、「ヌンチャク」とか色々なコントローラーを開発してみても、最終的にハードそのものに定着しないで終わってしまうと思うのだ。ここを打破する方法はただひとつ、開発してくれる多くのメーカーさんに「このコントローラーで遊んでみたい」と思わせることだろうと思うので、ここはこれまでとは全く違う新たなノウハウを蓄積するんだとの思い出取り組んで欲しいなと思う。
割と辛口だったと思うが、間違いなくお茶の間にそのポジションを獲得できる、数少ないゲーム機が「Wii」ではないだろうかと私は考え、結果として「Wii」「PS3」「Xbox360」のそれぞれのハードは所謂棲み分けが確立した状態となり、最終的に家庭用ゲーム機としてのポジションには再び「任天堂」が座するのではないだろうかと考えるのだが。
最後に、「マリオ」と「ぷよぷよ」こそ女性に支持されるゲームの代名詞であり、「NintendoDS」はそうした女性の支持を得る、従来では存在し得なかったジャンルの作品を世に送り出し大成功を収めているという事を考えたとき、こうした女性から支持を得ている「Wii」の成功はますます確実なものではないかと考えるのが如何だろうか?(。・_・。)